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小児科

感染後咳嗽 (かぜの後に長引くせき)

長引くせきは、病院を受診するきっかけとなる症状の1つです。咳が続く期間に応じて、3週間未満は急性咳嗽(がいそう)、3週間以上8週間未満は遷延性咳嗽、8週間以上は慢性咳嗽と呼ばれています。急性咳嗽の多くは感染症が原因であり、咳の期間が長くなるほど感染症以外の病気が原因となります。成人の慢性咳嗽の原因は、咳喘息(せきぜんそく)が54%と多いのですが、感染後咳嗽も11%に認めます。

感染後咳嗽とはどのようなものでしょうか。
(1) かぜの後に長引くせき。(2) 他の病気の可能性が低い。(3) 自然によくなっていく。という3つの特徴があり、問診と診察にて診断されます[1]。

感染後咳嗽は子どもにも認められる病気です。子どものかぜの1/4に感染後咳嗽が認められ、3週間以上せきが続くことがあります[2]。

咳止めなどが使われることもありますが、2~4週間自然によくなるのを待つことが治療になります[1, 3]。かかりつけ医に他の病気でないか確認してもらいながら、経過を見ることが重要です。かかりつけ医の診察を受ける際、いつ、どうなったら次に受診すべきかも確認しておくことをおすすめします。

1. 日本呼吸器学会. 咳嗽に関するガイドライン第 2 版作成委員会. 咳嗽に関するガイドライン 第2版. 東京:日本呼吸器学会;2012.7-8, 53-54.
2. 日本小児呼吸器学会. 小児の咳嗽診療ガイドライン2020. 東京:診断と治療社;2020. 24-25.
3. Anne BC, Julie MM. Approach to chronic cough in children. In: UpToDate, Post TW (Ed), UpToDate, Waltham, MA. (Accessed on Jul 1, 2023.)

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