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内科

50歳以上の健康を守る、帯状疱疹ワクチン情報

50歳以上から帯状疱疹になる方が増え、生涯で3人に1人が帯状疱疹にかかると言われています。
帯状疱疹にかかると、痛みやかゆみを伴う発しんを認めます。発しんは、発赤→水ぶくれ→かさぶたといった経過をたどり、7-10日間でよくなります。
10-15%の患者様で、帯状疱疹にかかった後、3ヶ月以上痛みが続きます。
一度、帯状疱疹にかかっても、1-6%の患者様で再発が起こります。
これらの病気を予防できるのが、ワクチンです。

 乾燥弱毒生水痘ワクチンシングリックス
接種回数1回2ヶ月間隔で2回
帯状疱疹を予防51%97.2%
帯状疱疹にかかった後の痛みを予防67%100%
予防効果が続く期間5年間予防効果あり
8年以上経つと、効果が減る可能性あり
7年以上予防効果あり
よくある副作用接種部位の痛み、発赤、腫れ接種部位の痛み、発赤、腫れ
だるさ、寒気、発熱
頭痛、筋肉痛、吐き気、下痢
その他費用がシングリックスより安い免疫が低下している方でも接種できる可能性あり

(注意) 上記内容は、引用文献が参照している論文の結果に基づいており、実際にワクチンを接種したときの効果や副作用と異なる可能性があります。

2024年4月より、満50歳以上、足利市内に住民票があり、今まで足利市から帯状疱疹の助成を受けていない方が、帯状疱疹ワクチン (シングリックス®) 1回10,000円、水痘ワクチン 1回4,000円の助成金が出るようになりました。

※岡田内科・小児科の予防接種に関するページはこちら

1) Mary AA, Myron JL. Epidemiology, clinical manifestations, and diagnosis of herpes zoster. In: UpToDate, Post TW (Ed), UpToDate, Waltham, MA. (Accessed on May 29, 2022.)
2) Mary AA, Myron JL. Vaccination for the prevention of shingles (herpes zoster). In: UpToDate, Post TW (Ed), UpToDate, Waltham, MA. (Accessed on May 29, 2022.)

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