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家庭医

低用量ピルなどによる生理の移動

旅行、スポーツ、試験、仕事などの理由で、生理(月経)がはじまる日をずらしたいと考えることがあるのではないでしょうか。低用量ピルなどのホルモン製剤を使うことで、生理の日を移動させることが可能です。ただし、いくつか注意点があります。

生理の周期は規則的でしょうか。生理の周期が不規則である場合、薬を飲む前に妊娠をしていないか確認をすることがあります。
生理を移動させたい日はいつでしょうか。2ヶ月以上前にご相談いただけると、より確実に移動できる可能性が高まります。

ホルモン製剤も薬であるため、副作用が起こります。吐き気や頭痛が10%未満でみられます。また、脳梗塞や心筋梗塞、深部静脈血栓症といった重篤な副作用がまれに起こります。これらの重篤な副作用を避けるため、喫煙者や前兆のある片頭痛持ちの方などは、ホルモン製剤が飲めないことがあります。また、飛行機など長時間の移動の際には、多めに水分をとったり、こまめに体を動かしたりといった配慮が必要です。

生理の移動に関する医療は、全額自費診療になります。産婦人科の先生が得意にされている分野ではありますが、当院でもご相談が可能です。お気軽にご相談ください。

1. 日本産科婦人科学会, 日本産婦人科学会.産科婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編 2020.東京:日本産科婦人科学会事務局;2020.104-105.
2. 江川美保. 14. 月経の移動. 産科と婦人科. 2018; 11: 1357-62.

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