病気を正しく理解することで、納得して治療を受けられるようになります。しかし、病院やクリニックで医師や看護師の話を聞いても、十分に理解できなかったり、「何か質問はありますか?」と聞かれても、何を聞けばよいかわからなかった経験を持つ方は少なくありません。そこで、今日から使える簡単な質問をご紹介します。
Ask Me 3(アスク ミー スリー)の3つの質問
1. 私の一番の問題は、何ですか?
2. 私は、何をする必要がありますか?
3. それをすることが、なぜ重要なのですか?
これらの質問は、アメリカの「米国医療改善研究所」が提唱するコミュニケーションツール Ask Me 3 で、日本でも紹介されています(1, 2)。ぜひ、診察の際に活用してみてください。
その他のおすすめの質問
4. 今回の病名は何ですか?
保険診療では病名が診療の基盤ですが、意外にも病名を伝えない医師も少なくありません。病名を知ることで、患者自身がインターネットで情報を調べたり、より深く理解する助けになります。
5. 次にどのような状態になったら再度受診すべきですか?
定期通院が必要な病気(例:高血圧)を除き、風邪などでは通常1回の受診で終わることが多いです。しかし、症状の悪化や持続が見られた場合は再診が必要です。医師が再診のタイミングを説明しないこともあるので、患者側から積極的に質問することをおすすめします。
1) Institute for Healthcare Improvement. Ask Me 3: Good Questions for Your Good Health. [cited 22 Feb 2021]. Availablefrom: http://www.ihi.org/resources/Pages/Tools/Ask-Me-3-Good-Questions-for-Your-Good-Health.aspx
2) 健康を決める力. 4.コミュニケーションと意思決定. 市民や患者ができること. [cited 22 Feb 2021]. Availablefrom: https://www.healthliteracy.jp/comm/post_22.html